この本を読んだきっかけは足立区のレインボウ映画祭を主催していたお二人が出した本だったから。
でも読んでみたらLGBTQとかそういうことではなく、普通に感動できる絵本だった。ちょっと他とは違う色のラクダ。彼(彼女?)と他の(普通といわれている)茶色のラクダが共有する世界。
絵本ってちょっとした新しい世界のプレゼンテーションだなぁ。文字が多くて長い本より多くのことを気づかせてくれる。ラクダが青いだけで、これだけのことを言えちゃうのか。
旅を続けるラクダは、別の色の誰かと出会い、そしてお互いの世界を知り、素敵だなぁと感動し、また次の出会いに向けて新しい旅を続ける。ただ単にそういうお話。でもなんか幸せな気持ちになれる。
絵がパワフルなのがいいねー 絵筆を運ぶブラシの勢いが感じられる絵だよ。
ちなみにアマゾンではなぜか「ソフトカバー」と紹介されているけれど、ハードカバーの本です。絵本。
こちらもよかったら読んでみて。お二人のことが紹介されています。「『普通とは違う』と言われても、すてきだと思う人が必ずいる」 性的少数者の2人が絵本を出版:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/DlTXqv9Ug4
— 野崎洋子 (@mplantyoko) August 18, 2021