ノルウェーが面白い


最近ノルウェーのこいつにお世話になっている。3食の食事を自宅で作っていると、いくら食洗機があったとしても手は荒れる。寒いから熱めのお湯であらった日にはますますガサガサだ。で、数あるハンドクリームの中でこいつが一番、すごいかも。

ノルウェーとTHE MUSIC PLANT、実はあまりご縁がなかった。最初のうちの北欧アーティストはアンビョルグ・リーエンだったけど、あれ以来呼べてないし、あとはちょっとお手伝いしたテリエくらい。なかなか実績が残せてないのがつらいところだ。

北欧ブームとか言われてしばらくたつけど、例えばスカンジナビア4カ国、それぞれ個性がまるで違う。そして現状フィンランドの一人勝ち…といったところか。

でも最近は次に来るのはノルウェーかも?!と思うんだ。北欧北欧っていっしょくたにされているうちは本当に根付かない。でもノルウェーはノルウェーにしかない魅力に本当にあふれている。

そのノルウェーのことがよくわかるのが先週の金曜日から公開されている映画『ロスバンド』。ノルウェーのがんばる子供バンドを描いた楽しい音楽映画。私の感想文はこちら

離婚寸前、でもやたら独立を促す理解ある親とか、いっちゃってるお兄ちゃんとか…もういちいち細部が、もーいちいちノルウェーで、いちいち悶絶!(笑)

それになんというかリラックスして、安心して見てられる楽しい音楽映画です。フィヨルドの絶景も素晴らしいので、ぜひ。


それから、まだちょっと先ですが、5月にa〜haのドキュメンタリー映画も上映が決定。Take On Me〜 Take Me On〜は、MTVの落とし子というか不思議な曲だったよね。ネイティブじゃないからメロディに載せる英語が不自然なのかなあと当時は思ったもんだけど。

しかし14億万回再生って…すごすぎるよな。

 

「Shine On TV」とか、シングルになった曲(死語)しか知らないけど、ポップだよねぇ。しかしこの冒頭のTVのシーンが流れると、なぜかアーハではなくダイアー・ストレイツのギターが聞こえてきてしまうわたくす…(笑)

でもこのビデオ、本編部分のライティングとか、今見ても、めっちゃかっこいい。

 

一発屋でバランス取れなくなったバンドが空中分解…というありがちなパターンとしか見られていないアーハ。しかしあの頃知らなかったいろんなことが知れる世の中になった。オタク心が惹かれる。とても楽しみ。

また最近のノルウェーといえばスーパーソニックでコロナ禍でも来日していたオーロラちゃん。アイルランド製作の映画『Wolfwalkers」の曲が大好き。

新譜が出たみたい。内本さんのインタビューが良いです。こちらも楽しみ。

 ノルウェーといえばノルディックセーター。いつか編んでみたいんだよなぁ。フェアアイルにちょっと似ているんだけど… この模様は編みがいがありそう!

テリエがよく着てるやつだよね…

こちらの編み物デュオは一時来日もして結構話題になっていたみたい。すごいな、日本ヴォーグ社。


北欧では今やフィンランドが一番イケイケだけど、次に来るのはノルウェーじゃないかな。田舎度はスカンジナビアの中でもピカイチだけど、北海油田でお金持ちだし、しかしお金があるならお金があるなりの悲哀もあって、私はすごく好き。

おおっ、これ日本でも買えるんだ。おすすめですよ。