本屋TITLEさんに角幡さんの絵本の原画展に行ってきました

 

ってなわけで行ってきました。角幡さんの「ほっきょくでうしをうつ」の原画展。描いたのは阿部海太さんという方なんだけど、さすがに原画だとブラシのタッチまで感じられて、めっちゃ震えた。

作品の大きさは絵本と同じか、ちょっと大きいくらい。なのでサイズはそれほど大きいわけではない。でもすごい迫力だ。絵本の感想はもう前に書いたとおりなんだけど、とっても良いので、ぜひみなさんも読んでみて。…っていうか、子供に読んでもらいたいなぁ。

会場では角幡さんの本の他に阿部さんの絵本もたくさん並んでいたんだけど、本来は自分でお話も書いて絵も描く方なのね。角幡さんの名作「アグルーカの行方」の一場面がこの絵本になった経緯を知りたい。

角幡さん、プロモーションもせず北極行っちゃったからわからないのだけど、その辺、どっかでインタビュー載ってないかなぁ…

阿部さんの作品も売ってて、それは手が出せない金額ではけっしてないので迷ったけど、そもそも飾る場所がないので断念。とはいえ、牛のやつが売ってたら絶対に買ってたな… 作家さんが手放さないだろうけど。会場では某探検家さんにも遭遇。すごい偶然。

それにしてもTITLEって本屋さん、有名だけど、こんなに素敵な場所だったとは! 近所にこういう場所がほしい。もちろんこちらも購入しました。
家に帰宅したらしたで、密林からも本が届いており、ますます積読がひどい。でもたくさん読んでもいる。昨日も移動中は、少しでも解消しようとKindle積読の中にあった西村賢太さんの「どうせ死ぬ身の一踊り」を読んだ。

短編が3つ入っていたのだけど、最初の「墓前生活」は読み終わった。すごいな…。私小説って滅多に読まないのだけど、こういうパワフルなやつ、いいよなぁ。感想は近いうちに書きます。

やっぱ本が好きだ! 本はいいなぁ。