本屋になりました〜

なんと本屋になりました。エイプリル・フールじゃなありません。まだ1月29日ですから!

…といっても、今流行りの共同書店というやつに参加しただけです。やってみたかったです、本屋さん。

facebookに棚主になったと書いたら、友人たちにドえらい反響がありましたが、なんのことはない。これは、お金払えば誰でもなれるプロジェクトです。だから自分ではそれほど自慢できることだとは思っていません。

まぁ、誤解を恐れずに言えば、私の人生はすべて「ごっこ遊び」で出来ている。今回は言ってみれば「本屋さんごっこ」。笑ってやってください。

一応始めたからには、少なくとも1年、できれば2年は最低でも続けていこうと思っています。でも明日はどうなるかはわからない。家賃が払えなくなって、こりゃダメだとなるかもしれない。

でも、とにかくやれる時にやりたいことは全部実現しておこう、そんな気持ちで始めました。

どうせ始めるならばというわけで、2店舗同時に運営することにしました。というのも1つのお店だけになると、もともと「知らない世界」だし、よくないかなと思ったからです。今後一つにまとめていくかもしれませんが。

まず一店舗目は神保町のこちらのお店。題してケルト書房。アクセスなど詳細はこちら


ここはなんと在庫がオンラインで確認できるんです。納品の仕方も、まるでメルカリみたいで、スイスイ。いろんな面ですごいハイテク。でもコンセプトや内装はパリのシェイクスピア書店みたいな感じ。良いです!

イメージとしては、あらゆるガジェットを使いこなす、おしゃれな中高年って感じかな〜。ちなみにこの店では現金は使えません。交通系でもPAYPAYとやらでもクレジットカードでもいいのですが、電子マネーが必須となります。


私の棚の位置は、ちょっと広めというか奥行きがあるのですが、何せ一番下にあるんですよね。今後、もう少しプロモーションやディスプレイのことを考えていかないといけません。でもポールとアンディ並べて、いい感じでしょ〜(喜)



それにしてもこのお店、周りをみれば、すごいライターや小説家の先生や、著名書評家の先生の棚があったり、とても楽しいんです。(棚主さんたちの一覧はこちら

というわけで、神保町ケルト書房で常駐している在庫はこちらの5点。すべてケルト市でも好評いただいている商品です。

●アイルランド音楽名盤ガイド:ポール・ブレイディ「Welcome Here Kind Stranger」
●小泉八雲の怪談づくし
●山下直子「絶景とファンタジーの島、アイルランド」
●アンディ・アーヴァイン『旅に倦むことなし』
●アイリッシュ・ミュージック・セッションガイド
●ケルズの書のポストカード6種類セット
●アイリッシュハープのCD

またこれらの常駐在庫に加え、この棚の毎月の家賃をリクープ、自分の読んだケルト関係の資料本を中古として並べています。

…と、まぁ、神保町ケルト書房はこんな感じ。


そしてもう一店舗がヒカリエにある渋谷〇〇書店。こちらは当然、運営母体は渋谷を牛耳る東急グループ。

「意識高い系」とか呼んじゃうと最近では揶揄しているように思われちゃうかな…でも、そういう意識高い系のカルチャーに敏感な若者が集うヒカリエの8階に、その本屋はあります。


こちらには、上記5冊のうち「CD」を除くケルト本在庫を常駐させる他、割とちゃらちゃらした自己啓発系、ちゃっちゃと読む新書、読んだけど二度三度は読まないノンフィクションなどを500円くらいで…というのを基本としております。

が、これも様子を見ながら変えていくかもしれません。

こちらはこちらで、なんと現金「しか」使えないんですよね。そして手書きの「棚主さんとの交流ノート」まで置いてある。驚愕です。なんというか、「若い人、でもオールドスクールに憧れる」って、まさに本で読んだZ世代そのもの。棚主の納品の仕方は内緒ですが、こちらもアナログそのものです。

ちなみに先日説明会でご一緒した私と同期の棚主さんは、こんな本屋さん(下の写真)。なんとプロのメイドさんなんだって! 「メイド」とか言われた日には、エッっ、何? メイドって?となりましたが、いや、ほんとにメイドさんなんです。

ちなみにこちらは彼女が棚に入れていた本。すごい。こういう世界があるんだ!…っていうか、めっちゃ売れそう。

ちなみに下の写真はそのメイドさんが撮ってくれたんです。「頑張ってる感じが良かったんで〜」とのこと。ありがとうーー!


そう、こちらにおける私の棚は、棚の一番上にあり。こちらは、どの位置でも家賃が統一されていて、時々店内で棚移動のお引越しもあるんだそうです。でもまずはこの位置で頑張ります〜


なんとなく100円ショップで買ったアイヴィーを飾ってみた(笑)

こちらも棚内、棚主が自由にチラシを置いて良いので、「イニシェリン島の精霊」「恋人はアンバー」の映画チラシも置かせていただいております。フルックのチラシも出来たら持っていかないと。

また渋谷店では半日店主もできるんだって。これがバイトっぽくって、とっても楽しそう! 

ちなみに店主している日は店の真ん中にあるディスプレイの棚やテーブルを自由に模様替えできるんだって。ちなみにこの日のテーマは「赤い本」(笑)


神保町の方も時間帯を決めて在店することも可能のようです。なので、「店にいるよ〜」という時は、なるべく事前告知しますので、ぜひみなさんも遊びに来てください。

時々コンサート会場とか、イベント会場とかで話しかけられますが、現場で話かけられても忙しくて対応できないことが多いので、私と話したいという人がいたら、こちらに来てもらえればいいかなと思っています。

正直、両店とも棚づくりが全然出来てなくて、これから日々更新していく予定です。それぞれ、ちょっとした看板作ろうかなと思ったり…

ま、そんなわけで本屋運営の悲喜交々もこちらに投稿していきますので、面白がっていただければと思います。

と言うわけで、下記の二店舗をどうぞよろしくお願いいたします。

*ケルト書房@神保町 場所はこちら。ヴィクトル・ユーゴー大通り13番地

*渋谷ケルト書店@ヒカリエ8階 場所はこちら。店番号は92番。