日帰り京都出張 吉原真里さん、河合隼雄物語賞おめでとうございます!

昨日は京都出張でした。プロモーションのお手伝いをしている吉原真里さんの『親愛なるレニー バーンスタインと戦後日本の物語』が河合隼雄物語賞を受賞したからです。

写真は著者の吉原真里さんの勇姿を熱写するアルテスパブリッシングの木村元さんと鈴木茂さんの後ろ姿。いいでしょ。

いやー 本当にめでたい!(ちなみに手前の素敵な柄のワンピースを着てらっしゃるのは小川洋子さんですよ〜 きゃー)


こちらはレニー応援団女子チーム!!


ほんと音楽の仕事してて受賞とか受賞とかヒットチャートとか、そんなのにはまったく関係ない人生を送ってきたのですが、初めて本のプロモーションに関わったら、なんと一発目のこの作品が、世間から大変な高評価を受けて、もう私は嬉しくてしょうがないのです。

数日前に朝日新聞デジタルにてインタビュー記事が紹介されました。

こちらの記事、リアルな新聞でも19日の夕刊とかに、河合隼雄賞の授賞式の様子とともに掲載されるようです。大きな記事になりそう。お楽しみに〜

でも、この授賞式。言ってみれば、本当に出版界、日本の出版業界の重鎮のみなさまがたくさん集まられており、私なんぞはビビりまくり。でもスタッフとして、こんなに誇らしいことはありません。吉原先生のPRしてます、野崎です、とか言って、たくさんの人と名刺交換させていただきました。

すごいよー、すごすぎるよー(涙)まだ出版業界歴1年に満たない私なのに。ありがとうございます、ありがとうございます。

吉原さんのスピーチを聞いて、またまた涙。あぁ、本当にこの本にかかわってよかった。そうスタッフに思わせてくれる著者さん、素敵ですよね。本当に吉原さん、素晴らしい。

会場では嬉しい出会いがあったのですが、特に『親愛なるレニー』を、まだ新聞の書評などが取り上げられる前に100冊も売り切ってくださった、隆祥館書店の二村さんにお会いできて、お礼を直接言えたのが嬉しかった。

ほんとうに二村さんの本にかける情熱、お客さんとの信頼関係が素晴らしすぎるんです。二村さんがこの本について、まだ誰も何も言っていない段階なのに超頑張ってくださって100冊をヒットしてくださったので、この本を信じる私たちも頑張れたのです。

二村さん、本当にありがとうございました!

そして國分功一郎さんとも名刺交換しちゃったよ。感激ー LIFE聴いてたし、もちろん『暇と退屈の倫理学』は超愛読書です。サインもらえばよかったな…(感想はここに書いてあります

「あの本は本当に舐めるように読みました」とか私ったらご本人に言っちゃって、もう著者の方に直接感想言えるなんて、なんて素敵!! 國分さん、かっこいいよなぁ。写真と同じ顔してたし、イメージ通りの方でした。素敵だわぁ…

私が撮った写真ろくでもないので、アルテスパブリッシングの社長・名編集者の木村さんのfbからの写真をどうぞ〜。本当におめでとうございます。


さて昨日はそんなわけで京都日帰り出張だったのでした。ちなみに京都の「割烹やました」の大ファンである私は、やましたがオープンする5時から1時間だけ、やましたのカウンターを予約していたのでした。授賞式はやましたの目と鼻の先、オークラにて6時からです。

なので昼すぎに東京を出て京都へ。京都について4時くらいだったので、やましたが開くまで、ゆっくりオークラでお茶でもするかーと読んでいる角幡唯介さんの本を広げてハーブティーを注文し、ツイッターをちらっとみたところなんとピーターさんが京都にいるではないですか!?

綺麗なフレッシュハーブティ。ゆっくりしたかったのですが、3分で飲んで、タクシーに飛び乗り磔磔に往復。サウンドチェック中のピーターさんにお会いすることができました。(磔磔さん、コンサートの主催者様、失礼いたしました&ありがとうございました)


そこでピーターさんにレニー本で京都に来ていることや、ルナサのクラファンもPR。いつもすみません…でもありがとうございます!


そうルナサは京都で3日連続ライブ、それでライブ盤を制作するのです!

それはさておき、ピーターさんと屋敷豪太さんのイベントも楽しそうで、後ろ髪をひかれつつ、私は予約してある「割烹やました」へ。

山下さんに「うちの先生が河合隼雄賞で〜」とか自慢しちゃった。ありがとうございます。


この立派な椎茸!! 天ぷらで頂いたけど、本当にすごかったです。

それにしても、美味しいものって大事。こういう時間のために私は仕事頑張れるんだなぁ、としみじみ。今度京都に来る時はルナサだ。ルナサのみんなも連れてきてあげたいなぁ!! 

アスパラガスももう絶品。バターとワサビ。そして鰹節が良い香り。そしてホヤとか初めて食べたかも。あぁ感動のやました。自分の中の新しい扉が開く感じがする。また来なくちゃ。

そのためにもしっかり働かないといけない。頑張ろう!

で、本来ならゆっくりご飯する「やました」さんを1時間弱で抜け出し(板さんたち、ありがとうございました。本当に感激) 

そして吉原さんの授賞式に出たあとは、そのまま京都駅に。最終便を予約してたけど、2本くらい早いのに乗れました。電車の中で角幡唯介さんの本を読み終わり、ずっしり。

あぁ、良い本と良い音楽と良いご飯があれば、他は何にもいらないなぁと思ったのでした。

それにしても吉原真里さん、おめでとうございます。これからも頑張っていきましょう。ってなわけで、明日から札幌だ!!

PS  各書店様でも応援いただいております。札幌のSeasaw booksさん。ありがとうございます。

都内の方は、ぜひタワー渋谷店へ!

代官山蔦屋さんでは、川内有緒の本と並んでまーす。