Caoimhín Ó Raghallaighって誰? その3  ドローンと共鳴弦と

今回の来日時にこの楽器は持ってこないだろうけど、実はクィヴィーンはパイプ奏者でもある。こんな動画を発見。


O'Raghallaighって、O'Reillyって意味なのかな。オライリーって呼ばれているよね、ここでは。
最後照れたようにしているのは「僕は上手くありません」ってことなのかな。

なんにせよ、アイルランドの伝統楽器の中でも、イーリアン・パイプスというのは一つの完成された楽器だと思う。

確かに音の使い方、特にクイヴィーンがフィドルを演奏する時、ドローンというか共鳴弦の使い方なんかは、パイプ奏者に通じるものがあるなぁと思っていた。主旋律、メロディだけじゃなくて、ドローンが独自のソニックスケープを作るというか…

彼の現在の楽器、ハダンゲル・ダモーレ Hardanger d'amoreも、共鳴弦の楽器だ。


「この楽器は僕のためにカスタムメイドされた新しい楽器。弦は10本貼ってあって、そのうちの5本を使って演奏するんだけど、弾かない残りの5本はいわゆる共鳴弦。ブリッジからボディにかけての、ちょうど半分くらいの高さのところに貼られている」

「僕がこの共鳴弦と同じ音を上部の弦で演奏すると、下の共鳴弦が反応するんだ」

クイヴィーンの初来日公演チケットですが、E+に配券していた分が気がつくと残り1枚になってて汗!? あわてて追加しました。加えて、ラストスパートということで、わたしが手売りチケットを20枚ほど預かったので(番号は悪いです)当日精算も受け付けてみようかと思っています。

少々お待ちを。サイトをアップデートしないと…やること山積!! この週末に頑張ります。


PS
…で、当日精算フォーム作りました。こちらです。

Caoimhín Ó Raghallaigh クイヴィーン・オ・ライラwith 黒木千波留

7月24日(木)南青山曼荼羅19:00開演 
¥6,000(+ドリンクオーダー) 
詳細はこちらへ


作曲家:日向敏文さんのマネジメントおよび宣伝をお手伝いしております。
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