映画『リアル・ペイン』を見ました。随分前の感想ブログ。書いてアップするのを忘れてた。

ブログの「下書き」フォルダーをチェックしてたら、こんなのを見つけた。もう配信で見れると思うけど、私は映画館で見ました。映画『リアル・ペイン』。

実際ブログをほぼ毎日書いている人にはわかると思うけど、ブログをほぼ毎日アップしている人は、実はブログの投稿は普段から書き溜めとくわけです。

そりゃー毎日書けるわけがない! 普段忙しいと、なかなか書けない。そりゃ、誰も一緒。でもウチなんか、毎日ブログでもなんでも更新しなくっちゃ、業界内においてはいないも一緒。大きな会社とはわけが違うんです。

自営業の皆さん、発信はやった方がいいですよ。じゃないと死んだと思われますよ。そしてブログやSNS更新を止めたみなさん。更新がとまったブログやSNSは、やらないよりも、みっともないですよ。早く削除しましょう。

あ、偉そうなこと書いた!

正論は嫌われる。分かっちゃいるけど、まだ書いちゃった。ま、いいや、生きて頑張っていることはアピールするけど、好かれようと思って生きているわけではない。

なにはともあれ、結果、私もそんなわけで、ブログを書き溜めてるんだけど、時々こうやって下書のまま下書きフォルダに残っていたりするわけだ…これこそ、みっともないか(笑)いや、誰にもわからないから良いのか。

…というのはさておき…。この映画とても好きだったので、Better than neverであげておきます。

ポーランドが舞台の映画ということで、期待して見たんだけど、正直その点では、あまりしっくりこなかった。この話であれば、別にポーランドでなくてもいいんじゃないかとも思わないでもなかった。

(ただポーランドは、ほんとうに映画に対する助成が素晴らしいのだ。最近多くないですか、ポーランド資本が入ってる映画。主演じゃなくてもポーランド人が出てる映画。ポーランドでロケしてる映画)

今だにザッカーバーグにしか見えないジェシー・アイゼンバーグ。本作は、彼の監督&脚本、そして主演。

で、めちゃくちゃ味を出してて、ほんとに実在している人物にしか見えないのがキーラン・カルキンで、彼の演技は本当に最高だった。

性格がまったく違う従兄弟同士の彼らが、亡くなったおばあちゃんの遺言で、おばあちゃんの故郷を訪ねる。そういうストーリー。

リアル・ペインとは、克服できない悲しみということと同時に、やっかい者、やっかいな存在という意味もある。

例えば、あぁ、あれやらなくちゃなーと思っている仕事。年末の経理。それこそ、Real Painなわけだ。朝早いフライトに乗らないといけないミュージシャン。I know,  that's a real pain!みたいな。そういう使い方をすることが多い、Real Pain。めんどくせーなー的な。

そのやっかいな存在の従兄弟に振り回される旅。彼のバックグラウンドも旅の途中でいろいろ明らかになってくるのだが…

従兄弟かぁ。もう私も従兄弟たちと連絡取ってないなぁ。そもそも価値観ももう合わないだろう、と思ったりしている。でも、まともな職業についたり、ちゃんと家庭を築いたりしている彼らにとっては私の方がリアル・ペインかも。

まぁ、寅ちゃんみたいなもんだと思えば、それはかっこいいけれど(笑)空港で始まって、空港で終わる。この感じもまた良し。

今度の北とぴあ「音楽と本祭」第2回のテーマは、佐野史郎さんと山本恭司さんの小泉八雲の朗読公演です。2007年から続いてるこのプロジェクト。佐野さんによれば、これは「バンド」だそう。そして、八雲のひ孫、小泉凡先生の講演もあり。

特設サイトはここです


◎ポール・ブレイディが12月にケルティック・クリスマスで来日します。チケット発売中。詳細はこちらへ。もうかなり売れちゃってますので、みなさん、お早めに。お求めください。


◎そのポールが出演するマシュー・バーニーの傑作「クレマスター3」。ポールの来日にあわせて急遽上映が決まりました。よかったら、ぜひお越しくだっさい。詳細はここ



◎野崎は、現在作曲家:日向敏文さんのマネジメントおよび宣伝をお手伝いしております。
6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリース。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中


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