映画『FRÉWAKA フレワカ』2月6日公開 ケルト系フォークホラー!?


ここのところ、THE MUSIC PLANT最後の経理作業が忙しく、ブログの更新が滞ってしまいました。すみません…  

…じゃなかった。もうブログはいいのであった(笑)。好きな時に書くで良いんだと分かりつつも、まだまだ毎日更新してきた癖が抜けません。

お客様にチケットやCDを買ってもらっているのだから、日々「ちゃんと仕事してます」アピールがないとお客さんは不安になるよね、なにせこっちは後ろ盾の何もない個人事務所だし…。

…と思ってた日々(笑)

そんなわけで、ブログはほぼ毎日書いてきた、そんな日々がいまや懐かしい。そして、まだポールの最後の来日のレポートが書けていないという事実。そちらこそ、すみません、でもなんか書く気になれず。そのうち書きます。

ここ数日、風邪を理由に走ることもさぼりがち。こんなに気が抜けていいのかな、という感じ。新年会やおつかれ会もあったりで、なかなか落ち着かず。でも、そろそろ本格的に復活せねば。そして、まずは経理を終わらせないと。

さてさて、今日は映画の紹介です。

最近、ニーキャップを始め、北アイルランドのゲール語勢が熱い!ですよね。なんだろう、北だから余計パワフルに過激になるのかな。迷うことが多い現代社会で、彼らのまっすぐなパワーがとても羨ましくなる時がある。

一方南の、共和国側のゲール語は『コット、はじまりの夏』みたいな静かで穏やかな映画が似合うかな…

ま、偏見か。

今日紹介するこの映画も、監督は北アイルランドのゲール語ネイティブ。しかも女性監督という稀有な作品なのです。

こちら、海外版だけど、長めのトレイラーがまだ日本語ではアップされていないので、こちら紹介します。 これ見ると雰囲気わかるよね?

 

この映画のことを最初に聞いた時は、うーん、来たかー『ミッドサマー』みたいなやつかー、と思ったよ。

『ミッドサマー』は、正直好きな映画ではなかった。実際、私はどちらかというと苦手だった。ピーカンに明るくても妙に肌寒く感じる空気。謎の原始宗教。これいったい何をベースに書いてるんだろうという危うさもあり…

衣装もなんだかエストニア風で、これスウェーデンじゃないでしょ、と突っ込みどころ満載(笑)

古くからの北欧文化ファンが顔をしかめた… あの感じだよね。でも、いいんだと思う。あれはあの監督の表現したい不気味な北欧の夏なんだ、と。

でもって『ミッドサマー』は空前の大ヒットとなり、これまた私が苦手意識を持つ作品こそ世の中ではウケがいいのだという公式が、再び確認できたのでした(笑)。ほんと売れるものを見分ける力は、私にはないのよ。それは、できない相談なのよ。

そういや、『ミッドサマー』がヒットしてしばらくして、私のところに某所から問い合わせが入った。

とある人気歌手が「ケルトのコンサート」をやるというので、日本人のミュージシャンを紹介してくれないかと頼まれたのだ。ここぞとばかりに何でもソツなくやってくれる優秀な方をご紹介し、自分は友達と嬉々としてコンサートにお呼ばれしたのであった。

コンサートは大きな会場がいっぱいで、とても楽しかった。歌手の方は自分で一生懸命「ケルト」を調べた様子で、お花に囲まれたステージはあきらかに『ミッドサマー』のそれだったけど、彼女のイメージする「ケルト」、それは『ミッドサマー』なのだな、ということが理解できた。

実際、うるさくいえば北欧とケルトの文化は違うわけだけど、でもキリスト教以前の自然信仰とか、ペイゲン独特の土着的な何かとか、つながりは十分にある。そうやって、この歌手の中で、このコンサートのイメージが固まったのであろう。

そういう意味ではさすがだな、と思った。ちゃんといろんな要素を消化して、彼女の世界ができあがっている。それを否定するなんて野暮だ。良いのだ、これは彼女のコンサートだから。お客さんも喜んでいるんだし。

ちなみに会場の客入れBGMも私が作った無印良品のレコーディングだったことを付け加えておこう。私も日本における「ケルト」のイメージ作りに貢献(?)したのかな、とちょっと嬉しくなった。

そんなのはケルトじゃありません!と「ケルト警察」からヤジが飛んできそうだけど。

あ、話がそれた。

で、『フレワカ』ですよ。配給会社の人のご厚意で、一足先にこの映画を拝見させていただいた。(ありがとうございます)

音楽がすごくユニークですよ、と言われて見たのだけど、確かに「O'Neills March」を変形したような(笑)不思議な音楽と、それが醸し出す空気感がたまらない。

「オニールズ」といえば、これですよ、これ。分かりやすいところでチーフタンズでも貼っておきますかね。

他にもマーティン・ヘイズも演奏してるし、まぁ、みんなやってますよね、この曲。

これをこの映画では、不思議なギコギコフィドルを中心に、これまた不思議なアレンジで使っており、なんか妙に引き込まれるんだよね。

そして、監督のインタビューなどを読むにつれ、だんだんこの作品を理解できるようになってきた。監督はもちろん『ウィッカーマン』(70年代の名作!)とか、あの辺のホラーにも影響を受けたと発言していたけど、実はベルイマンの作品を影響を受けた名作としてあげていて、そっかー あっちの系譜かぁ、と。

私もベルイマン、ちゃんと理解しているとは言い難いんだけどね(笑)

あと、この映画、フェミニズム映画ではありますね。女性の持つ、怖さ、連続性みたいなものがよく表現されていて、監督によると「フェミニズムの観点で捉えてもらって全然OK」みたいなことも話してて、いいんだ、この女性監督。来日とかしないのかな。話を聞きたくなった。

いずれにしても、この映画、もうすぐ公開になります。お楽しみに! 公式サイトはこちら

   

◎1996年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろすことにしました。公式サイトは近日中にアーカイブ化する予定。

主催公演や招聘はもう行う予定はありませんが、2026年も若干雇われ案件(笑)があるので、それはゆっくりとこなしていく予定です。これからはのんびりと。

PRの仕事は続ける「かも」しれませんが、まぁ、それはクライアントさんあってのことだからなぁ。どうなるかなぁ。年に1本くらいならやってもいいのかな…

この日記も自分のペースで続ける予定。fbページは適当に閉じます。大好きなTwitterは以前と変わらない自分ペースで続けてます。1日平均30ツイート。

◎で、さっそくお手伝い案件。

最近妙に話題のグリーンランドからナヌークがやってきます。2月24日に恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAにて、『サウンド・オブ・レボリューション グリーンランドの夜明け』を上映。

そしてそこでトークイベントとちょっとしたミニライブもあり。詳細はここ。MCは大好きなキニマンス塚本ニキさん。チケット発売は2月4日。劇場のサイトにて。

 

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。昨年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中


◎その日向さんは、91年の大ヒットドラマ『東京ラブ・ストーリー』のサントラを手掛けているのですが、そちらが2月に35周年記念のリイシューされることになりました。詳細はこちら。

◎ショパンコンクールのドキュメンタリー映画『ピアノフォルテ』のPRのお手伝いしております。東京での上映は一旦終了しましたが、これから公開になる地域もあるようです。みんな見てね! 公式サイトはここ