鈴木エイトさん『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』を読みました

 


統一教会がらみの報道で、私が信頼しているのは鈴木エイトさんである。ミュージシャンあがりだということも含め、そしてその時のステージネームがセブンだったから、ジャーナリストのペンネームはエイトにした…というエピソードも大好きである。

彼のツイッターも熱心にフォローしているのだが、なかなか有料メルマガを購読したり具体的に活動を応援するまでに至らないので申し訳ない気持ちもあって、せめてと思い、本を購入した。

正直、読みやすい本ではないし、ポップな本でもない。私が普段読んでいる本の中では「難しい」部類に入る。読むのに時間もかかった。

普段割とくまなくエイトさんの活動を追いかけていることもあって、あまり新しく知ったこともないだろうと思っていたけれど、それでも聞いたこともないこともかなり多く、かつ忘れてしまったことも膨大なので、やはりまとめてちゃんと読むことの大切さを再認識する。結果、大変勉強になった。

最後の国会議員リストなどは、保存版である。そしてそのリストの中に自分が好きな政治家の名前もあり、愕然とする。まあ、そうね… 断れない場面もあるだろうしね…政治家やってれば100%クリーンというのはありえないのかな…。悲しくなるよ。

しかしびっくりしちゃうのは、偉いおじさんも偉いおばさんも、あまりにワキが甘いということだ。

もちろん、そのだいたいは「関係ありません」とかあれこれ言い訳したりして、エイトさんの取材を拒否したりする人が多いのだが、中には「あっけらかんと」教団との関わりを認める議員もいたりする。「選挙だしね」「お世話になっているしね」と来たもんだ!? 

いったい何を考えているのか。そして汚染は進むわけだ。潔癖症だと何もできないということもあるかもしれない。が、今や統一教会のサポートがなければ選挙ができない、と。おい!?

そして国際的にも統一教会は勢力を伸ばしていく。なんとアイルランドのエンダ・ケニー(元首相)までもが文鮮明の記念式典に出席したらしいという記述があり、がっくりする。みんなワキが甘すぎるよ。自分がどういう仕事しているのか、どういう立場なのかわかってないんじゃないのか。

もちろん私だって自分が100%クリーンな社会人だということはない。知らない間に、何か危ないものを踏んでいる可能性だってある。でもそうならないよう努力するのがまっとうな社会人でしょう?

しかしエイトさん、経済的なことも楽じゃないだろうし、ご自身やご家族の安全確保も大変だと思う。この本に載っていたことではないけれど、山上さんの関係でビジネスホテルにも泊まらず野宿した話とか、本当にすごいと思う。

この本によれば、SNSで全然違う情報を掴まされ騙されたり、エイトさんの顔とその活動は敵にバレているので、現場でかなり露骨な争いとなる事も多いらしい。警察と敵との癒着もひどい。それを突破していくエイトさん。どうか、ご無事で。

これからも応援していきます!

  

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