Part 2から続く
DJ「ニッケルハルパのことを少し説明しよう。アメリカ人には見たこともない不思議な楽器でしょう。どうやって演奏するの? 歴史とか伝統は?」
DJ「ニッケルハルパのことを少し説明しよう。アメリカ人には見たこともない不思議な楽器でしょう。どうやって演奏するの? 歴史とか伝統は?」
ウーロフ「フィドルが長く延びたみたいな感じだよね。ネックは太い。そこにはキーがついていて、そこにペグがある。キーを持ち上げることで弦にピッチを与えるんだ」
DJ「オートハープみたいなものかな」
ウーロフ「いや違うな。あれは音がしちゃいけない弦を押さえるという方法で演奏している。僕がこうやってキーを持ち上げるとき、弦はその場所で短くなるんだ。この今、もっているニッケルハルパでは僕は3つの弦を演奏する。他に12の弦があって、いわゆる共鳴弦なんだけど、僕が弾いている弦と共鳴すると宇宙みたいに広がる音を出す。それに音を柔らかくする作用もある」
DJ「クロマチックな楽器なの? それとも楽器によってキーがあるの?」
ウーロフ「それは僕がどのドローンを使うかによるね。メロディとドローンを弾く。クロマティック以上の半音階以下の音も出せる」
DJ「最初のニッケルハルパ、世界チャンピオンなんだってね」
ウーロフ「ヴェーセンもその頃と同時にスタートしたんだよ」
DJ「今、プレイヤーは何人いるの? スウェーデンでは一般的な楽器なんだよね?」
ウーロフ「うん、スウェーデンに2〜3,000人はいると思う」
DJ「じゃニッケルハルパのキャンプがあるんだね」
ウーロフ「うん」
DJ「アメリカでフィドルキャンプとかあるみたいに?」
ウーロフ「そうだね。ニッケルハルパのフェスティバルもあるし」
DJ「あと読んだんだけどお札に印刷されてるんだよね。それにしても、この楽器をどうして演奏しようと思ったの?」
ウーロフ「かっこいいと思ったからさ!(笑)」
(みんな爆笑)
ローゲル「まぁ他とは違う変わった楽器ではあるよね」
ウーロフ「最初1台もってたんだけど、夏にニッケルハルパの博物館にいったらいろんな種類があってさ。ついにこれと同じものに出会ったんだけど、この形のニッケルハルパでたくさんの曲が演奏されている事に気づいた。で、それを借りて練習したりしてて、そのうちやっと自分でも手にいれて… 気づいたら回りの若い子たちも多く演奏するような状況になっていた。
ローゲル:ウーロフ・ヨハンソンに憧れて、さ(笑)
ウーロフ:かもね(笑)
<ここで1曲演奏…>
DJ:曲名が言えないんだけど新作の1曲目だよね。
ローゲル:このタイトルは僕と僕の弟二人の名付け親であるおじいちゃんの名前から取ったんだ。彼は電気もないような人里離れた場所に住んでいた。彼がよくつかってたフレーズにこのフレーズがあってそれを曲名にした。韻を踏んでいてバイブルの言い伝えがもとになっている。
DJ:ローゲル、そのギターは変わったチューニングなんだよね。どういう風にやっているの?
ローゲル:トルコに旅したときにウードを手にいれた。フレットレスで、トルコのチューニング方法がかいてあったんだけど、全然ダメで… で、いろいろチューニングを実験しはじめたんだ。で、最終的に2つのノートになった。DADADAというチューニングさ。結局それによって弦もはりかえないといけない事になり…一番下がコントラAなんだ。ベースが自由になるのと、メロディを弾く時にフィドルの奏法から少しアイディアをもらったりしているんだ。
DJ:そういえばヴェーセンストリートって道があるんだって?
ウーロフ:インディアナ州のブルーミントンなんだが、ホントのところはその音楽フェスティバル、ロータスフェスティバルの期間中のことで、また名前は元に戻っちゃったんだ。
DJ:ヴェーセンは、みんなから尊敬を集めている素晴らしいバンドだし、よく「世界で一番すごいバンド」って言われるけど、自分たちではどんな音楽を聴くの?
ローゲル:僕はどんなジャンルでも聞くよ。クラシックからジャズまで、名前をあげるのも難しいが、例えばCrooked Stillなんか、すごく好きだな。
ウーロフ:僕はどっちかというとライヴで音楽を楽しむ。Chris ThileとかPunch Brothersなんかはほんとにビックリした。
ミカエル:すごい古い録音を聞くのが好きなんだ。
DJ:メロディを聞くの?
ミカエル:表現方法を聞くんだ。自分をどう表現するか。
DJ:もう25年もバンドやってて、マイク・マーシャルたちやアイルランドのダーヴィッシュとも録音あるけど、次の目標はなんだい?
ウーロフ:月に行くことかなー。
ローゲル:月でも一番のバンドになってやるー(笑)
ウーロフ「最初1台もってたんだけど、夏にニッケルハルパの博物館にいったらいろんな種類があってさ。ついにこれと同じものに出会ったんだけど、この形のニッケルハルパでたくさんの曲が演奏されている事に気づいた。で、それを借りて練習したりしてて、そのうちやっと自分でも手にいれて… 気づいたら回りの若い子たちも多く演奏するような状況になっていた。
ローゲル:ウーロフ・ヨハンソンに憧れて、さ(笑)
ウーロフ:かもね(笑)
<ここで1曲演奏…>
DJ:曲名が言えないんだけど新作の1曲目だよね。
ローゲル:このタイトルは僕と僕の弟二人の名付け親であるおじいちゃんの名前から取ったんだ。彼は電気もないような人里離れた場所に住んでいた。彼がよくつかってたフレーズにこのフレーズがあってそれを曲名にした。韻を踏んでいてバイブルの言い伝えがもとになっている。
DJ:ローゲル、そのギターは変わったチューニングなんだよね。どういう風にやっているの?
ローゲル:トルコに旅したときにウードを手にいれた。フレットレスで、トルコのチューニング方法がかいてあったんだけど、全然ダメで… で、いろいろチューニングを実験しはじめたんだ。で、最終的に2つのノートになった。DADADAというチューニングさ。結局それによって弦もはりかえないといけない事になり…一番下がコントラAなんだ。ベースが自由になるのと、メロディを弾く時にフィドルの奏法から少しアイディアをもらったりしているんだ。
DJ:そういえばヴェーセンストリートって道があるんだって?
ウーロフ:インディアナ州のブルーミントンなんだが、ホントのところはその音楽フェスティバル、ロータスフェスティバルの期間中のことで、また名前は元に戻っちゃったんだ。
DJ:ヴェーセンは、みんなから尊敬を集めている素晴らしいバンドだし、よく「世界で一番すごいバンド」って言われるけど、自分たちではどんな音楽を聴くの?
ローゲル:僕はどんなジャンルでも聞くよ。クラシックからジャズまで、名前をあげるのも難しいが、例えばCrooked Stillなんか、すごく好きだな。
ウーロフ:僕はどっちかというとライヴで音楽を楽しむ。Chris ThileとかPunch Brothersなんかはほんとにビックリした。
ミカエル:すごい古い録音を聞くのが好きなんだ。
DJ:メロディを聞くの?
ミカエル:表現方法を聞くんだ。自分をどう表現するか。
DJ:もう25年もバンドやってて、マイク・マーシャルたちやアイルランドのダーヴィッシュとも録音あるけど、次の目標はなんだい?
ウーロフ:月に行くことかなー。
ローゲル:月でも一番のバンドになってやるー(笑)
デカすぎるんだよね…これは日本ではなくアイルランドでの写真 |
こういうの見るの好きだよね…男の子たちは。デニス・カヒルと。 |
そうそう前回の来日はマーティンとデニスと一緒でした〜 |
コンビニ大好き〜 |