映画『チャーチル ノルマンディーの決断』を見ました


最近『ウィンストン・チャーチル〜ヒトラーから世界を救った男(原題:Darkest Hour)』が公開されたのも記憶に新しいが、すでに次のチャーチル作品が。『チャーチル ノルマンディーの決断(原題:Churchill)』を観ました。

いや〜、なかなか良かったです。 先のアカデミー賞にもノミネートされた『Darkest Hour』よりも、チャーチルのエキセントリックな人柄がもっとフォーカスされてた作品だったかも。正直『Darkest Hour』の方が遥かにポップです。こっちの『Churchill』はセリフがやたら長いし、実は途中私もウトウトしてしまったのだけど、最後のラジオの演説シーンはなかなかの感動を呼ぶと思うんだよね。俳優陣の演技が濃厚で、チャーチル、奥様、秘書、いつも味方になってくれている相棒の…名前忘れた…といい、皆さん、素晴らしく、この作品に最高に貢献している。やっぱり英国人はチャーチルが大好き(笑)

ところで、映画では英国人が超誇りに思っている「ノルマンディー作戦」について、実はチャーチルは反対していた、という歴史上の事実を明らかにしているのだそうだ。確かに大変なリスクをかけた作戦ではあるのだが。これ以上、若者を殺されたくない、というのがチャーチルの見解。うーん、そうなのか?!  

それにしても、2作品ともチャーチルが同じようなキャラクターなので、いずれにしても、チャーチルって、こういう人だったんだろうなぁ、これは相当に実際の彼に似ているんだろうなと思った。

つまり! やっぱりチャーチルって、私にとってはポール・ブレイディなのだ! 怒りっぽくて、エキセントリックで、でも優しくて憎めない。可愛いところもあるし、心根は本当に優しくて、ものすごいインテリ。奥さんがしっかりしているところまで、とにかく似ている!!! うーん、またポールに会いたくなった。

それにしても溢れるブリティッシュネスが最高だ。やっぱりいいなぁ、英国人は… 有楽町のスバル座で観たのだけど、新宿の武蔵野館もあわせて、上映はこの金曜日までなので、都内で観る人は急いで!



憎めないチャーチル。本人に会ってみたかったなぁ。仲良くなれたかも?