再び土曜日がやってきました。
さてちょっと前から始まっているプランクトンさんのCDキャンペーン。100タイトル。どれを選んでいいのかまったく分からないという方、あと1枚どうやって選ぼうかと悩んでいる方、プランクトンさんの「おせっかい小姑」である野崎による推薦盤をご紹介していきます。
今日ご紹介するアイルランド音楽のこのグループ。
アルタン『ザ・ワイドニング・ジャイル〜広がる螺旋』
人と人とをつなげるのが「ケルト」というのが、最近私が導き出した結論なんだけど、アルタンはまさにそれを体現するバンドです。
ドニゴールというローカルを徹底的に追求していくことで、それはインターナショナルにもなりうるとか。ケルト感覚で言う異界との接点とか。このバンドから学んだことは音楽以上にケルトにおけるものの考え方でした。でもそれが決して押し付けがましいところがなく、自然体でできてしまうのが、マレード・ニ・ウィニーのすごいところ。ケルトは彼女の中に生き続けています。
以下、プランクトンのサイトより。
アイリッシュ・ミュージックの最高峰アルタンの新作は、多数のゲストを迎えた傑作。アイルランド~スコットランド~アパラチア~ナッシュヴィルを見事につなぎ、ケルト音楽の「広がる螺旋」を作りあげた!
★アルバムタイトルの由来はイェイツの詩。
★アメリカン・ルーツ・ミュージックの聖地ナッシュヴィルで、アルタン初となる海外レコーディング。
★多数の名演奏家が集結:ジェリー・ダグラス、エディ・リーダー、メアリー・チェイン・カーペンター、ティム・オブライエン、アリソン・ブラウン、シュチュワート・ダンカン、ダロール・アンガー、マイケル・マクゴールドリック
これはこのアルバム発売当時、アイルランドのLate Late Showに出演したときのもの。
これなんか本当に最高に気持ちいい。アイルランドに行きたくなるよ。
というわけで、みなさん、プランクトンさんのCDフェア。迷ったらこの1枚がお勧めです。さて来週の土曜日もケルト系行きます。もう品切れになっているアイテムもあるので、みんな急げ!
アルタン。彼らのことを思うと涙が出るよ。
最近バンドを脱退しちゃったキーラン・トゥーリッシュ(フィドル)なんだけど、無印良品BGMのレコーディングには参加してくれました。
またみんなに会いたいなぁ〜。