今回「バンドにエイド」の歌詞対訳を担当してくれた染谷和美さんのツイートが楽しいので、ご紹介しますね。
上の写真は、下の染谷さんのツイートにあるロビン・ヒッチコックによる「トイレ=お母さん伝説」。
染谷さん、今回の歌詞対訳も、本当にありがとう!! というわけで、下記に貼り付けますよ〜。これも対訳者の視点から見た「バンドにエイド」。
ブーさん、取材で会ったことはあるけれど何となく人見知りさん?な印象が残っていて、あんまり話はしていないと思う。大きな目がヨソを見ていてカチッと合うことが無かったような。そんなブーさんの歌詞とは今回初めて対峙したのですが、シンプルなのに余白があって雄弁でした。#バンドにエイド https://t.co/J8rxuYYLt9
— Kazumi Someya (@mouthedog) August 15, 2020
何度訳しても納得がいかない No Frontiers 。当時、メアリーにも、実はマッカーシーにも電話で質問したことがあるんだけど、たぶん他言語に置き換えて理解するという手間の中でしか出会わない疑問なんだと思う、ふたりとも、何がわからないのかわからない風だった。https://t.co/O5vHA4ma2Q https://t.co/7Jdp47w8bk
— Kazumi Someya (@mouthedog) August 11, 2020
日本デビュー盤で歌詞対訳を担当。店頭イベントでその盤を自ら購入してサイン会の列に並び、対訳者だと名乗り出たらえっらい興奮して the best translator ever と書いてくれた。わからんだろうに、と思ったけどホント可愛い人。写真の方は洋楽通訳界にこの人あり、の先輩です。#バンドにエイド https://t.co/PEuGeN17Vj
— Kazumi Someya (@mouthedog) August 15, 2020
収録中唯一、面識が無いアーティスト。姉妹だし、いかにもガールズな見た目だし、彼女らがスカボロウ・フェアで「昔の彼女」を歌うなら主語はJ-pop風にボクにしちゃうか、なんてほくそ笑んでいたら、ちゃんと「彼」に歌い替えていた。ジェンダーフリーな時代の気配り横滑り。#ザ・ゴサード・シスターズ https://t.co/Ocgfh4bd4z
— Kazumi Someya (@mouthedog) August 16, 2020
大震災後、福島で小学校を訪ねるヴァンの中で彼らがにわかに歌い出したのがこの曲だった。練習だったんだと思うけど、状況と相まって瞬時、車内が教会に。コロナ禍、最も生の再現が困難な類の、呼吸を探り合い紡ぐ音楽、ですね。#anuna #アヌーナ #バンドにエイド https://t.co/jwrlpwLx1S
— Kazumi Someya (@mouthedog) August 15, 2020
Life Is Change。a もthe も付かない。付けたらリズムが変わるもんね。ロビンはニコニコヤアヤアな人では無いしデカイし、一見怖い。打ち解けるほどの時間は私は共有していない。でも絲山さんとの対談の真剣な様子と、母に会いに行く、とトイレに立つ様子はよく覚えている。#ロビン・ヒッチコック https://t.co/jIphRAwe9c
— Kazumi Someya (@mouthedog) August 20, 2020
ザ・ミュージック・プラントの取材はいつも濃度が高いんだが、この人の時は主催者も取材者もひときわテンション高かった。私の印象はごく普通の、むしろ取材慣れしていない(特に異文化で通訳入りとなると)、不器用で誠実なおじさま。この曲の歌詞のような。#ポール・ブレイディ https://t.co/856L0YCLPU
— Kazumi Someya (@mouthedog) August 23, 2020