今年の私的ベストノンフィクションは角幡唯介さんの『そこにある山』、そして木村元さんの『音楽が本になるとき』のどちらかだと思うのだけど、数日前に聞いた角幡さんの出演したこの番組がすごくよかったので、ご紹介しておきます。ぜひぜひみなさんに聞いて欲しい。勇気をもって何か一歩踏み出したい、と思っている人に聞いてほしい。100円。
“結婚と探検に共通する構造・・・”作家、探検家の角幡唯介さん中央公論新社『そこにある山 結婚と冒険について』を語る!完全版note配信スタート!https://t.co/aGNls5sIHT @chuko_bungei @kakuhatayusuke
— ラジオ版学問ノススメ(noteで販売中) (@gakumon_susume) November 20, 2020
角幡さんいわく「なんで結婚したんですか?」と聞く人には「結婚してない人が多い」という。なるほど、そうかもしれない。
あと「結婚をリスクだと考えるのは男性的な発想なのかも」という角幡さんの言葉にどっきり。うっっ、やばい。私も結婚はリスクだと思ってる。でもそうだよね。これは女の発想ではないのかも。男と、あと自立の自由を手にした女の考え方なのかも。だって自由っていったん手にしちゃうと、あとはもうすべてリスクとしか思えないんだもの。
でも角幡さんの言う「自分という固有度がかたまってきたからこそ自由である」って考え方いいよなぁ!! 私も20代とかの、悩みまくり&愚痴りまくりの自分には戻りたくないよ。今の方がうんと幸せだ。もちろん若い頃、悩んできたから今がある、とは言えるけど。
うん、がんばろ。