出張 DAY7 ポール・ブレイディ公演2


Money to burn Harvest Time Smile The Lakes of Ponchartrain Nobody Knows Wheel of heartbreak Blue World Long Goodbye Steel Claw Follow On Paradise is here Nothing but the same old story The Island Crazy Dreams The world is what you make it encore The homes of Donegal Busted Loose Vicar Street with Bill Shanley and Trevor Knight

ポールの公演ですが、いやぁー 素晴らしかった。しかし3日連続の公演の初日のコンサート前に一緒にディナーに行った直子さんに、ご飯を食べながらポールの話題をふられるのだが、私ったら語彙が乏しく「いやー 地味な親父ですよ」とかそういうことしか言えない。

なんか、ポールのことをちゃんと説明できない。

が、やっぱり、公演を見て思った。私はポール・ブレイディが大好きなんだな、と。実は先の東京の公演はちゃんとみることができなかったけれど、でもこうしてお客としてじっくり聞いていると、あまりにかっこよくてウルウルしちゃうのだ。やっぱりポールはすごい。

自分はこんなにすごいアーティストと一緒に仕事ができて、すごいラッキーだったな、と改めて。

8時開演のコンサート。オープニングの男性のシンガーソングライターは悪くはなかった。30分ほど彼が演奏し、20分の休憩後、ポールが登場。頭2曲はソロで演奏。そのあとはお馴染みビル・シャンリーと、トレヴァー・ナイトさんを従えて演奏。

ポールのキーボードを長くやっていたスティーブさんが亡くなったので(割と急だったんです。まだ60代だったと思う。R.I.P.)、80年代にポールと主に一緒にやっていたというトレヴァーさんがキーボードを担当しました。

ポールと年齢は一緒くらいだと思うけど、結構高齢な感じ。

ビルは、もちろん日本の皆さんには、お馴染みでしょう。メアリー・ブラックはもちろん、最近はギルバート・オサリバンとしょっちゅう一緒に来日している。レイ・デイヴィスがソロでやる時のサポートでも有名(そういや、一緒にロンドン・オリンピックに出てたよな)。

なんというか、ソロ・アーティストがソロでやる時に、頼りになるステージ上の番頭という感じか。

ビルはプレイも安定している上に性格もいいから、本当にみんなに重宝されている。演奏中、ポールもしょっちゅうビルの方を見て、心から頼りにしている感じが伝わる。

ここにも何度か書いているのだけれど、実はビルは、私の最初の家主さんで、彼が家を建てた時、部屋を一つ借りていたのだ。5、6年借りたんじゃないだろうか。

今は手放しちゃったけど、懐かしいなぁ。あの部屋。ビルがいつもツアーしてたので、行くと私は家を独占できた。

で、この日は終わったあと楽屋に行ってポールに軽く挨拶して、ポールは3連チャンでたいへんだろうからと、とっとと退散。あまり口をきかないで、声をセーブした方がいい。タクシーでホテルに帰る。11時くらいでバタンキュー。

翌日、ここからが出張DAY7です。

直子さんがランチに誘ってくれて、直子さんがコーディネイトをし、NHKの番組で紹介していたグラスネヴィンのパブへ。

いやーーーーーーーーーー
いやーーーー
いやーーーー

まいうーーーーーーーーーーーー(涙)

直子さんの推薦する店に間違いなし!!!!!!


このソーセージだけではない、豚バラが入ったシグナチャー・メニューのダブリン・コドル!! すごかった。リゾットもすごい。キノコの出汁が効いてる!! やばい。(味は毎日変わっているようです)

なお、このお店では「音楽」は禁止なのだそう。演奏はもちろん、BGMもなし。もう最近のダブリンのパブは、入店すると下手な連中がモリー・マローンを合唱しているので、私も辟易していたのだ。「アライブオーアイオー、アライブオーアイオー」

そう!! 多くの人が間違っているんだけど、本物のアイリッシュパブは音楽はNGなのです。

ちなみにグラスネヴィン墓地で誰かえらい人のお葬式があって、その流れで来店したボノが歌おうとして止められたという伝説の店(笑)…というのを、オーナーではなく常連のお客さんがテレビで自慢げに語っていたらしい(笑)

このお店、本当に居心地良くて、当然直子さんは常連なんだけど、すごいなぁ。

ちょっと街中から距離あるけど、オコンネルの北の端からも歩いて30分くらいだし、ぜひ尋ねることをお勧めします!!

ちなみにこのパブから、ほぼ徒歩5分の場所に住んでいるトレヴァー(ルナサ)を誘おうとメールをしてみたのだけれど、彼はホリディで奥さんと南フランスにいるらしい。

そこ、私がこれから行くところだよと返しつつ、会えませんでした。残念。こんなに近所なのに!

グラスネヴィンでは、リアム・ニーソン…もとい…マイケル・コリンズにご挨拶。なんか立派な博物館とカフェができていた。すごいな。




再び歩いてホテルに戻り、夜は夜とて、またポールの公演へ。そして!!!! その日の楽屋に…誰がいたと思うよ。なんとナタリー・マーチャント! もう時間が立ったので言っても大丈夫と思うけど、とにかくびっくりした。

どうやらビルが公演に呼んだようで、ポールとは初対面だったっぽい。ビルが「ヨーコ、こちらナタリー」とか紹介するから、びっくりしちゃった。おいおいおい、そのナタリーかい!?

「東京の公演をお手伝いしたことがありました」とか「ルナサと一緒にグラスゴーでお会いしました」とか私も言っちゃって、ミーハー丸出し。

「東京でランドセル買ったでしょう」「あれを背負っているあなたを空港で見送った。可愛かった。とても似合ってた」とか言ったら、その後スチュワーデスに散々笑われたそうです。

またその赤いランドセルは、今も健在でお嬢さんがご愛用中なのだそうです。ニューヨークであれ背負ってたらかっこいいよね!

本当はポールとナタリーのツーショットを撮りたかったのだけど、そんなところで写真を撮ろうとするのは、私ぐらいなので、やめておいた。

ナタリーはプライベートで来ているようだったし。でも撮っておけばよかったよなぁ。ポールはその時は機嫌悪くなったとしても、絶対に後から喜んだに違いない。

 

これとかすごいから聞いて。 
 

というわけで、ダブリンの夜はふけて行くのであった。

ポールのコンサートのセットリストと同じプレイリスト作りました。


◎1996年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろし、公式サイトは近日中にアーカイブ化予定。自分の主催公演や招聘はもうやりませんが、2026年も若干の雇われ案件があるので、そちらはゆっくりとやっていきます。

◎よく聞かれるので、ここに載せておこう。最近観た中でベストな映画はこれベストな本はこれです。

◎現在CDの販売は終了してますが、書籍はあいかわらず販売中。アイルランド名盤ガイド。楽曲への配信のリンク(Spotify)や、来日時のインタビュー、エッセイなど充実の内容。ポール・ブレイディ、メアリー・ブラック、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの3冊です。こちらへどうぞ。

あ、あとすみません、通常はすぐ24時間以内に発送してますが、当分出張なので発送は遅れます。すみません。詳しくは購入時にこちらからご案内するメールをご覧ください。

◎神保町すずらん通りのパサージュにてケルト書房という棚を運営しております。ケルト関係の書籍や友人の書籍などを販売中。こちらへどうぞ。

◎最近、こんな応援記事を書きました。ぺッテリ・サリオラの来日記念盤@Intoxicate

ピーター・バラカン Presents 未来へのプレイリスト 毎週金曜日 ETVにて22:30から放送中。6月いっぱいまで続きます。

◎ケルティッククリスマス2026、発表になりました。今年はアルタンとソーラスが来日。詳細は公式サイトへ。

◎あいかわらず無印良品BGMの仕事はしております。この4月27日より昨年録音にかかわったデンマーク編が配信スタートしております。良かったら、聴いてください。店頭ではすでにその2週間くらい前から流れているようですが、結構まだBGM29のスコットランドもたくさん流れますね(のざき調査による)。

 

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。昨年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中


◎その日向さんは、91年の大ヒットドラマ『東京ラブ・ストーリー』のサントラを手掛けていたわけですが、そちらが35周年記念のリイシューされることになりました。詳細はこちら。 最新インタビューをotonanoにて連載中! 

◎さらに今まで配信されていなかった『アナザー・グラフィティ』『妹よ』『陽のあたる場所』『愛という名のもとに』『ええにょぼ』も3月25日より配信スタートしております

◎また「Two Menuets」がこの5月25日よりGucciのキャンペーン「The Original Sinner」で使用されています。改めて聞くと良い曲!  Gucciのキャンペーンサイトはこちら