2年前にレコーディングしたBGM29 スコットランド編がやっと公開になりました。良かったら、聞いてください。今まで作った中でも一番好きかも! プロデュースはLAUのエイダン・オルークにやってもらいました。
無印良品の店内BGMは、今まで4(アイルランド)、7(スコットランド)、8(スウェーデン)、17(アイルランド)、24(フィンランド)、25(アイルランド)、26(ポーランド)、27(オランダ)、28(エストニア)を担当してきましたが、
中でも個人的お気に入りは8のスウェーデン、26のポーランド、そして今回のスコットランドです。
エイダンはプロデュース、フィドル。他の参加アーティストはブリーチャ・キャンベル(パイプ、ホイッスル)とマリ・キャンベル(ハープ)の姉妹、ギターはソーレン・マクリーン、アコーディオンはマイレート・グリーン。
あと歌は、なんと! あのキャスリーン・マクイネスが担当してくれました。
特にクリス(ドレヴァー)の十八番の「フューラレ〜っ」のスコッチゲール語版がいいんだ。彼女の発音やわらかくって大好き。(M13です)
M12のウォーキングソングも最高だし、ほんと歌ものが光ってます。M8のこれも、ビル・ジョーンズが英語で歌ってたんだよなぁ。英語タイトルなんだっけ。(これでした。木村林太郎さん、ありがとう)
ミュージシャン・クレジットの詳細はストリーミングだとわからなくて、ダウンロード販売のやつを購入するとついてくるデジタルブックレットで、菅原康太さんの素敵な写真とともに見ることができます。デザインはもちろん新村則人大先生。
スコットランドではレコーディング中に泊まったところが、もうMiddle of Nowhereって感じのところだったんだけど、とても素敵だったんだよね。ここがスタジオに一番近かったんだわ。併設のパブがガストロで、ご飯が最高だった。っていうか、パブの上に4部屋くらいしかないホテルだった。
こんなところに謎の東洋人が延々と泊まっているのだから、パブの人たちは「いったいこいつは何をやっているんだろう」と思っていたことでしょう。
素敵なお部屋。このバスタブが良いでしょう? ちゃんとお湯がはれる。カーペットもスコットランド仕様。
スタジオでのランチはプロデューサー自ら、ちゃっちゃとスタジオのキッチンで作ってくれるのよ。さすがだわ、エイダン。
スタジオで、ハイランドパイプのブリーチャのセッティング。彼女も大活躍。
帰りに行ったスコットの極地ミュージアム in ケンブリッジ。ケンブリッジは私は思い出の街で、学生時代に長くいたから地図なしで歩ける。と言っても、相当変わっていたけれど。
英国は本当に私がもっともよく行った国で、少なくとも30回は行ってると思うんだけど、ナショナルギャラリーには行ったことがなかった。
というのも、いつでもまた行けばいいやと思っていたから。この時は、今度こそもう最後かもと思い、意を決して観に行った。すごく良かった。
この時の出張レポートはこちらにあります。よかったらのぞいてください。もう自分でもほとんどすべて忘れてる。記憶力のなさに呆れる。
というわけで、みなさんよかったら店頭で、そして配信で、無印良品BGM29 スコットランド編を聞いてください。
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THE MUSIC PLANTとしての次の公演は、こちら。
Caoimhín Ó Raghallaigh クイヴィーン・オ・ライラwith 黒木千波留
7月24日(木)南青山曼荼羅19:00開演
¥6,000(+ドリンクオーダー)
詳細はこちらへ
野崎は作曲家:日向敏文さんのマネジメントおよび宣伝をお手伝いしております。6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリース。配信でもすぐ聴けるようになりますので、みなさんもぜひ。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。
そして、その日向さんのひさしぶりのパブリック・イベント。6月26日 代官山「晴れたら空に豆まいて」にて。詳細はこちら。ニューアルバムの視聴会&公開インタビューと言った感じ。出演:日向敏文、武田昭彦、オノセイゲン
民音さん主催でゴサードシスターズの来日ツアーもあります。詳細は特設ページへ。
ポール・ブレイディが12月にケルティック・クリスマスで来日します。詳細はこちらへ。