何年か前のケルティック・クリスマスのステージ。
ショーンとLAUのエイダンという私にとっては夢のような組み合わせ。
というわけで(どういうわけで?)今日はおとといに引き続きクラウドファンディングの返礼品=リターンの説明の続きです。
<ルナサセット3>
セット3は、今回作る『ライブ・イン・ジャパン(仮)』と、ルナサのアルバムこの3枚の合計4枚セットになります。うーん、この3枚もどれも最高に好きな作品です。
いやー、懐かしいなぁ。右上から最近でたばかり(といってももう5年たった)『Cas』、そしてその右が『Merry Sisters of Fate』と『The Kinnitty Sessions』です。
CAS
もう5年たっちゃったか。2018年に出た、現在のところの最新アルバムです。彼らとしては8枚目になるのでしょうか。8枚目にして、初めてヴォーカルゲストが加わった。それまでのルナサは100%インストでしたから。
ナタリー・マーチャントの「Bonny Light Horseman」とか最高だし、でも私が一番好きなのはメアリー・チェイピン・カーペンターの「Irish Girl」かな。他にはTim OBrienなども。でも結構いいのがインストトラックで、こちらはあいかわらずルナサらしくて、かっこいいのでありました。
ちなみに発売当時ケヴィンがインタビューに答えてくれて、その記事もこのブログにあります。
MERRY SISTERS OF FATE
このアルバムは本当によく売れた。2001年だからもうバブルは終わってたと思うのですが、本当によく売れた。たぶん日本で10,000枚以上売ったアイリッシュ・ミュージックのアルバムは、チーフタンズの『Long Black Veil』(たぶん3万枚くらい売れている)と、これだけじゃないかな。とにかくよく売れました。ありがたいことです。
特に私が個人で人も雇わず一人で売ったので、そのおかげで事務所を維持することができたといっても過言じゃないです。
実際何度も言うけど、本当にたくさん売れました。ピーター・バラカンさんが朝日新聞に「このバンドのアルバムは女性一人のレーベルで売れた」みたいなことを書いてくれて、今でもその記事のコピーをフレームにいれて両親が実家に飾ってくれているので、嬉しく思っています。
でもネットの反応は「えっ、1万枚しか売れてないの?」みたいな感じでした。ま、世間の見方なんて、そんなもんです。1万枚売れるって、でもすごいことなんですよ。
この曲とかかっこいいなー マイケル・ゴールディとギターのドナ・ヘナシーの曲がつながったセット。ちょっとエレキギターが聞こえるのが、またいいでしょ?
日本ライセンス盤。もう実はこのアルバム20枚しか残っておらず、今後はプレスの予定もありません。そんなわけで、このセットも限定20セットとなりました。
THE KINNITTY SESSIONS
これはルナサがGreen Linnettを離れてCompass Recordsと契約した第1弾の作品。ライブ盤なんですが、お客さんの音がいっさい入っていないので、スタジオ盤みたいに聞こえます。ちなみに確かこれは2日録音して、1枚のアルバムにしてあるはず。
そして今度作るライブ盤は、京都で3日撮りますから、きっとさらに良いものになると思われ… 期待MAX!!!
それにしてもこのアルバム懐かしいよなぁ。結局、Green Linnett社はCompass RecordsにBuy outされた。そうやってルナサの長い歴史上、レコード会社も変わった、マネージャーも何度か変わった。でも日本ではずっとTHE MUSIC PLANTがルナサの窓口をやっていられるというのが、とっても嬉しいし、これほど名誉なことはない。
この曲かっこいい。ギター、すごいな。もっともドナはこのアルバムを最後にバンドを抜けてしまうのだけど。いろんな思い出がつまった作品。
昨日は夜中にめちゃくちゃ高額な寄付があったようで… ちょうど100人目の支援者さま。本当にありがとうございます。本当に責任重大。すごいアルバムを作らないといけない。歴史に残るような。ルナサのベストになるような。