2020年の野崎的ベスト本


2020年の何かにベスト10を私がつけられるとしたら、それは音楽でも映画でもなく私の場合は絶対に本なんだよなぁ…

ってなわけで、ベスト3はこちらの3冊です。どれも最高に面白いのでぜひ読んでください。それぞれの感想ブログへはリンクを貼っておきました。

1位と2位は接戦ですが、やっぱり自分の仕事にも深く関係するということで木村さんのこの本が一位(笑)になりました。角幡さんのこれも新しい角幡ワールドの目覚めというか覚醒というか、とにかくパワフルな1冊だったんだよなぁ。

1.  木村元「音楽が本になるとき」

2.  角幡唯介「そこにある山」

3.  河野啓「デスゾーン」

他にも今年は本当に素晴らしいノンフィクションがたくさんリリースされた年だった。フィクションも数冊読んだけど、圧倒的にノンフィクションだよなぁ。

宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」/高野秀行「幻のアフリカ納豆を追え!」/古賀太「美術展の不都合な真実」/清田隆之(桃山商事)「さよなら、俺たち」/幡野広志「なんで僕に聞くんだろう。」 /樋口耕太郎「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」どれも例年だったら、絶対にベスト3に入っているはずの名作です。

来年もたぶんまたノンフィクションを大量に読むだろう。今、読んでいるのもノンフィクション。今、積読になっている山もほとんどがノン・フィクション。本が読めるということは最高の喜びだ。