美容室の謎


荒川土手もすっかり秋だ。今日のブログは、前から書こうと思ってた話題を…

髪の毛のお手入れ、普段、みなさんどうしていますか? 歳をとると見た目をある程度気にしないと、本当に汚くなるので、ズボラな私は日々面倒くさくてしょうがない。

しかし、そんな私でも地元:赤羽でやっと見つけたお気に入りの美容室。一ヶ月半か、二ヶ月に一度は髪を染めないと、とにかくみっともないことになるので、しぶしぶ通っている。

担当者のヘレンはすごく親切で、アドバイスも的確。日々ズボラな私でも、一度行けば、なんとか二ヶ月は保つようにしてくれるから本当に助かる。

昔は、白髪だって700円くらいの白髪染めを薬局で購入し、自分でなんとかしていたくらいズボラな私なのだが、自分で手探りでやっていると、いよいよ頭の後ろの方とかやばくなってきて、お金も時間も結構かかるが、仕方ない美容室でやってもらうことにした。

それにしても、歳をとるというのは大変だ。昔、サラリーマン時代は出かける30分前に起きて、ご飯を食べてシャワーを浴びて外に飛び出していたのだが、最近は出かける前に2時間も3時間もかかる。どうしてくれよう… 。今はマジで2時間ないと慌ただしくてしょうがない。

家に1日中いられる日は、その点において最高だ。朝から顔も洗わずに土手に飛び出して、半分寝たまま走り出す(いや、ストレッチしないと危ない年頃になってきたのだから、これはやばいのだが)。下手すりゃそのままで顔も洗わず、1日が終わる。

それにしても、その美容室だけど、最近は驚くことが多い。

そもそも私は自分が住んでいる世界は非常に狭くて特殊だということを自覚しているので、日々びっくりしちゃうのだけど、まずは初回最初に髪を切るとき、お客様アンケートを取られたのであった。(これって、今、標準?)

その設問にびっくり。髪の毛の質や普段の感じを聞くのはアリとして、美容師さんに話をしてほしいか、話しかけてほしくないか。そんな質問もある。ええっっ?!

私は髪をいじられている時はうつらうつら半分寝ているのが好きなので、できれば話しかけられたくない。ほおっておいてほしい。だから当然「話しかけるな」に大きく丸をつけたのだが…

が、この赤羽の美容室、びっくりすることに、私以外の他のお客は、ずっとしゃべっているのだ! それも髪のお手入れ方法とかそういう話題ならともかく、あまりにも普通の(失礼)会話まで。本当にびっくり。

美容師さんには髪を切って整えてほしいこと以上に何を望んでいるのだろう。

だいたい私は、人に話したところで状況になんの変化をもたらさない問題について、わざわざ人に話したりしない。だいたいの悩みごとは自分の問題だし、人に話したからといって解決にならない。

それよりも、もっと「生きるとはどんな意味があるのか」「仕事をする極意とは?」とか、そういう話題の方が絶対に好きなのだ。あとは「こんな映画がある」とか「こんな音楽がある」とか。

悩みごとを話す時は、すでにもう自分の中で出している回答を確認したい時。ある意味、相手が人生や仕事、年下であっても経験の先輩であるならば、相手とのキャッチボールで回答に辿り着きたいと思う時だけだ。

最近はそれでも一般的な話題がないでもない。 例えば親の介護の話とか。あと自分の病気の話とか? でもそれも最近の話。それだって、他の人はどうやってディールしているのかを知りたいだけだ。自分に回答になるとは思っていない。

それにこの二つのトピックはケース・バイ・ケースなことが多く、人と話しても、あまり成果は得られない。

一方で、自分の話を人に聞いてもらいたい時は、このブログがとても役にたっている。このブログは私の安心の場だ。記憶力が衰えて、自分では覚えておけない日常の気づきや記録も、ここに書いておく。

ここに書くことで、人に話さなくてもいいような「聞いてもらいたい話」は自分で消化できる。これはすごく便利だ。

一方で、私に興味があれば相手にググってもらい、本名でやっているブログやソーシャルメディアを見てもらえればいいだけなので、私のくだらない話を聞きたくない人にはさぞ便利であろうと思う。知りたいなら、ググれ(笑)。これ鉄則。Google先生ありがとう(笑)。

それに、ちょっと気の利いた友達だと、会う直前にブログをさっと目を通してくれているので、貴重な、一緒にいられる対話の時間を近況報告などに使う手間を省いてもらえる。これも良いことだと思っている。

だって自分にとっても相手にとっても時間は貴重だからね。貴重な時間なんだから、それは「対話」に使いたいのだ。

が、美容室…。美容室である。

男の人でもずっと喋っている人を見ていると(盗み聞きしていると)、なんか色んな意味でびっくりだ。美容師さんには、髪の毛に集中してもらいたくないのかな?

美容師さんはカウンセラーでもなければ、人生の先輩でもない。いや、どんな人からも学べる部分はあると思う。でもそれは髪の手入れ方法だったり、そういうことじゃないか?

来月もそろそろ予約を取らないと。人気者なんだ、私の美容師さん。なんかこの投稿、ちょっと年寄りくさかったですかね。若い人は、みんな偉いよなぁ。会うたびにヘアスタイル違う人(特に男性でそういう人)は、本当に偉いと思う。

皆さんは美容師さんとしゃべってますか? 

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◎96年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろし、公式サイトは近日中にアーカイブ化予定。自分の主催公演や招聘はもうやりませんが、2026年も若干の雇われ案件があるので、そちらはゆっくりとやっていきます。

◎10月31日(土)のこちらのイベントの制作をお手伝いしています。大田区民プラザにて「ケルト・ハロウィン・フェスティバル」メインはO'JIZOのコンサート。CDも発売になるよ! 詳細はこちらへ。


◎ピーター・バラカンさんの音楽映画祭の応援団やってました! 上映されたドーナル・ラニーのドキュメンタリー『In Time』。自分の感想。出てきたアーティストの紹介は…Frank Harte / Zoe Conway / Méabh Ní Bheaglaioch / Seosamh Mac Grianna  /  Liam Bradley / Pauline Scanlon。また関連楽曲を集めたプレイリストを作りました。楽曲解説も書いたよ。

◎そのピーターさん、音楽映画の本が発売になり、こちらに詳細を載せました。

◎よく聞かれるので、ここに載せておこう。最近観た中でベストな映画はこれ。ベストな本はこれです。

◎ノルウェーのフォルデ・フェスティバルに行ってきました。そのフォルデのレポートをONTOMO Webに載せていただきました。Tower Records MIKIKIにも。ありがとうございます。

◎アイルランドでメアリー・ブラックのラストコンサートを見てきました。レポートはこちら。セットリストをプレイリストにしました。

◎アイルランドでポール・ブレイディの3夜連続公演を見ました。レポートはこちら。最終日の様子はここ。セットリストをプレイリストにしました。

◎現在CDの販売は終了してますが、書籍はあいかわらず販売中。アイルランド名盤ガイド。楽曲への配信のリンク(Spotify)や、来日時のインタビュー、エッセイなど充実の内容。ポール・ブレイディ、メアリー・ブラック、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの3冊です。こちらへどうぞ。

◎神保町すずらん通りのパサージュにてケルト書房という棚を運営しております。ケルト関係の書籍や友人の書籍などを販売中。こちらへどうぞ。

◎最近、こんな応援記事を書きました。ぺッテリ・サリオラの来日記念盤@Intoxicate

◎ケルティッククリスマス2026、発表になりました。今年はアルタンとソーラスが来日。詳細は公式サイトへ。

◎あいかわらず無印良品BGMの仕事はしております。この4月27日より昨年録音にかかわったデンマーク編が配信スタートしております。良かったら、聴いてください。店頭ではすでにその2週間くらい前から流れているようですが、結構まだBGM29のスコットランドもたくさん流れますね(のざき調査による)。

 

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。昨年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中。


◎その日向さんは、91年の大ヒットドラマ『東京ラブ・ストーリー』のサントラを手掛けていたわけですが、そちらが35周年記念のリイシューされることになりました。詳細はこちら。 最新インタビューをotonanoにて連載中! さらに今まで配信されていなかった『アナザー・グラフィティ』『妹よ』『陽のあたる場所』『愛という名のもとに』『ええにょぼ』も3月25日より配信スタートしております。

◎また「Two Menuets」がこの5月25日よりGucciのキャンペーン「The Original Sinner」で使用されています。改めて聞くと良い曲!  Gucciのキャンペーンサイトはこちら。