三菱一号館美術館『”カフェ”に集どう芸術家 ー 印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで』に行きました


早く行かないと終わっちゃう〜と思って、ピーターさんのFCCJのトークイベント前に行ってきました、三菱一号館美術館。混んでもおらず、大きさも大きすぎず、併設カフェは素敵で、都内でも最も好きな美術館のひとつです。

運転免許持ってた証明書あるじゃないですか。この美術館は、あれ持っていくと100円割引になるんだよね。でもまた持っていくのを忘れたー 失敗。

加えて慌てて家を出たら、美術展用メガネも忘れた。失敗。

とはいえ、今回ゆっくり絵の近くまで寄って絵画鑑賞することができた。さすが平日の昼間4時半すぎの美術館。こういうのが一番いいな。

っていうか、こういうキュレーターの方がちゃんと考えて作ってる展示はやっぱりいいんですよ。改装中を理由に絶賛なんでも貸し出し中のオルセーとか、ビックな来日ものとかよりこういう、ちゃんと考えられている展示は良い。正直、展示されている作品は、だいたい国内の美術館所蔵のもの。

今回、企画を一緒に考えた広島美術館の持っているものもあったし、西洋美術館所蔵のものも。来日したのポスターになっているスペインのあれくらいだけだと思ったんだけど(違ってたらすみません)、それでも常設展に、人が入らないと言われている日本の美術館。こういうの、こういうのが一番正しい!

いやいや、国内所蔵だって、ピカソ、ブルーピカソ、マネ、ドガ、ロートレック(三菱のロートレックは本当にすごい量! SOMPOでやった、ついこの間も見たよ、これら!)、セザンヌ、ユトリロ、モディリアーニ(なぜかブルーピカソみたいにブルーだった)などなど… いやぁ、すごく充実してました。みんな自分で持ってるやん! それを大事に見せていこうよ。

まずはこちら。モネの書いた黒い服のベルト・モリゾ。好きです。タイトルは『バラ色のくつ』。ほんとだ、靴がほんのりピンク。なにやら髪飾り?にも赤がナイスなアクセント。

わたしゃ、『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』が好きでねぇ〜(普段はオルセーにあるんだけど、来日したのを見た記憶あり。あれも一号館だったかも) 


そのベルト・モリゾが書いた黒い服の女性。このペアを並べて置いているのがいい!!



ドガは、この目が見えなくなってから作ったのかもしれない踊り子の像が妙に迫力。指の圧力まで伝わってくるようだ。大きな作品じゃないんだけど。


そして大量にあるロートレック。これ、過去3年以内にSOMPOで見た記憶も。


まぁ、でも何度見ても良い。大きさが大きいのもいい。

そして…「会いたかったよ」これ。
スペインからやってきたラモン・カザス『マドレーヌ』1892年。赤いブラウスが印象的。


が、絵の具の盛りがあまり厚くなく、ちょっと拍子抜けだったかも。とはいえ、サイズ感もいい。本物見るまで気づかなかったけど、右手にはタバコを持っている。

こちらはなんとユトリロですが、印象的な作品でした。絵の具の立体感もいい。ムーラン・ド・ラ・ガレット。1910年ごろの作品。派手な街の裏側を描いた感じ。


あと写真撮り忘れたんだけど、これ好きだった!(図録を撮影した) 筆のタッチは荒い感じなんだけど、パリの、暖房入ってないのか(笑)天井高すぎてひたすら寒そうなカフェの感じが出てる。お客さん、帽子かぶったまんまだし、コート着たまんまだし(笑)。



というわけで、みなさん、すごくおすすめです。

そして危険なのがグッズ売り場。今回、今まで行った中でもベストだったかも。ついつい散財してしまう。

買ったのは食品ばかりなんだけど、どれもデザインが素敵すぎるのよ!!(最近クリアファイルを買うのはやめました。あれは高いし、中身が見えないから使いずらい)



ところで、こいつ、美味しそうでしょう? いや、実際美味しかった。こちらとのコラボ商品。味はオレンジとカシス。このあとFCCJのイベントでお会いしたピーターさんへのお土産にもう一つ買っちゃった。マジで、まいう〜 おすすめです。

9月の終わりまでやっているみたい。ぜひ。


PS
Dark side of NHKこと暗部ちゃんのこちらのポスト、美術展に興味がある人にとっては、非常に興味深いトピックですので、みなさん、読んで。



◎96年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろし、公式サイトは近日中にアーカイブ化予定。自分の主催公演や招聘はもうやりませんが、2026年も若干の雇われ案件があるので、そちらはゆっくりとやっていきます。

◎ピーター・バラカンさんの音楽映画祭の応援団やってます! 今回も充実の内容。公式ページはこちら。日程がもうすぐ発表になりますが、野崎はまたもやトークでもお邪魔することになりました。お題は、大好きなあの映画。楽しみすぎる!!


そのピーターさん、音楽映画の本も出ますよ。こちらに詳細を載せました

◎よく聞かれるので、ここに載せておこう。最近観た中でベストな映画はこれベストな本はこれです。

◎ノルウェーのフォルデ・フェスティバルに行ってきました。レポートを書いています。初日は1つか公演を見ていません。2日目以降のリンクは2日目3日目4日目5日目。そのフォルデのことをONTOMO Webに載せていただきました。

◎アイルランドでメアリー・ブラックのラストコンサートを見てきました。レポートはこちら。セットリストをプレイリストにしました。

◎アイルランドでポール・ブレイディの3夜連続公演を見ました。レポートはこちら。最終日の様子はここ。セットリストをプレイリストにしました。

◎ドーナル・ラニーのドキュメンタリー『In Time』。自分の感想。出てきたアーティストの紹介。Frank Harte / Zoe Conway / Méabh Ní Bheaglaioch / Seosamh Mac Grianna。また関連楽曲を集めたプレイリストを作りました。楽曲解説も書いたよ

◎現在CDの販売は終了してますが、書籍はあいかわらず販売中。アイルランド名盤ガイド。楽曲への配信のリンク(Spotify)や、来日時のインタビュー、エッセイなど充実の内容。ポール・ブレイディ、メアリー・ブラック、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの3冊です。こちらへどうぞ。

◎神保町すずらん通りのパサージュにてケルト書房という棚を運営しております。ケルト関係の書籍や友人の書籍などを販売中。こちらへどうぞ。

◎最近、こんな応援記事を書きました。ぺッテリ・サリオラの来日記念盤@Intoxicate

◎ケルティッククリスマス2026、発表になりました。今年はアルタンとソーラスが来日。詳細は公式サイトへ。

◎あいかわらず無印良品BGMの仕事はしております。この4月27日より昨年録音にかかわったデンマーク編が配信スタートしております。良かったら、聴いてください。店頭ではすでにその2週間くらい前から流れているようですが、結構まだBGM29のスコットランドもたくさん流れますね(のざき調査による)。

 

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。昨年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中


◎その日向さんは、91年の大ヒットドラマ『東京ラブ・ストーリー』のサントラを手掛けていたわけですが、そちらが35周年記念のリイシューされることになりました。詳細はこちら。 最新インタビューをotonanoにて連載中! さらに今まで配信されていなかった『アナザー・グラフィティ』『妹よ』『陽のあたる場所』『愛という名のもとに』『ええにょぼ』も3月25日より配信スタートしております

◎また「Two Menuets」がこの5月25日よりGucciのキャンペーン「The Original Sinner」で使用されています。改めて聞くと良い曲!  Gucciのキャンペーンサイトはこちら