『テート美術館 ターナー展――崇高の絵画、現代美術との対話』に行ってきました


行ってきました。ターナー、人気だよなぁ。

で、今回はテートからやってきたターナー作品というだけではなく、「崇高の絵画、現代美術との対話」というお題なのだが、基本的にみるのは、やっぱりターナーの作品ではある。現代美術、私にとっては、なかなかにハードルが高い。

テートから来たターナーは、もう何度も日本で見てる気がする。少なくとも3回くらい大きな展覧会見てる気がする。日本人好きだよね、ターナー。ちょっと印象派に似ているからかな。

ターナーはこういうモヤモヤ絵画の先駆者で、モネの「印象、日の出」も、実はターナーの影響から生まれた…というのを山田五郎先生のYou Tubdeを見て最近知った。私もターナーはずっと印象派を真似しているのかと思ってた。逆だったんだね。

今回来日したのは、水彩画や、当時出回った版画コピーなど。点数も十分。でもやっぱり大きな油彩の作品が良い。目玉は図録の表紙になっている、こちらの作品かな。



これ、エレパス号ですよ! あのロード・フランクリンの! 角幡唯介さんの『アグルーカの行方』の!(萌え〜)

英国人はロマンが大好き。北極や南極も大好き。ロード・フランクリンのあの曲、貼っちゃおうかな。歌はボシーバンドでも有名なミホール兄ちゃんです!


あとやっぱり難破ものは、圧巻ですわ。作品もでかいの多いしね。海はすごい。海は怖い。でもすごい。



そうそう、水彩画では、こちらのブルーのやつがなんか好きだった。ベネチアなんだって。ターナーっていうと、どうしても茶色くて黄色くて、英国の風景ばかりだと思われているけど。素敵だわぁ。


良いでしょ?(笑)

改めて、ターナー。こういう美術展は午前中は激混み、また会期が終わる頃が一番混むので、なるべく早く、そして夕方に行くに限る…と思って行ったのに、すでに結構混んでいた。

ということはおそらくどんどんこれから混むんじゃないかな。早く行って、こうやってレポート書けば応援にもなるしね(笑)…なんてターナーは私の応援なんて必要ないか。

でもなんていうか、ターナーの言葉にもあるとおりLight is therefore colour  光はですから色彩なんですよ、と。なんか科学的でもある。将来の印刷技術を思えば、本当にそうなのが、すごい。ターナー、すごい。

そうそう、展示でやるなぁ、と思ったのは、展示エリアに入ると一番最初に、暗い、くらーい部屋に通されること。

そこに入って「くらっ! 何も見えん!」と老眼の私は思ったのだけど、でもターナーは自分の絵画を売るとき(彼は画商を使わなかったらしい)、お客をまず暗い部屋に通して、作品の光の効果を狙ったらしいですよ。

そして自分の作品を際立たせた。そして高く売った(笑)。

ちなみに現代美術のコーナーも説明を読みながらじっくりみると、なかなかでした。映像とかもあって、時々そこに座って休憩がてら和むのも◎。

下記の五郎さんの動画、すごく良い。お相手の和田さんがコロナ疑いで欠席。後輩の若本さんがホスト、いつものディレクターさんが呼び出され、結果トーハン企画の社長がカメラをのぞいて、ある意味豪華なメンバーでのぞむ回。

いまや懐かしい気がする。毎週金曜日のアップデートを毎週楽しみにしていたっけ。


この山田五郎さんの動画の頭に出てくるツイード川といえば、こちらの名唱。「ツイード川の両岸で」by ディック・ゴーハン。まさに労働歌。炭鉱の男。アルバムタイトルの『Handful of earth』を『一握の砂』と訳したのはおおしまゆたかさんだったか。いいよね。

メアリー・ブラックもセカンド・アルバムでカバーしていたっけ。でもこのディック・ゴーハンの、「俺も炭鉱行ったました」的歌声には敵わない。(いや、実際に炭鉱に行っていたかは不明)


ターナー本人は、この伝記映画の印象強すぎて、この俳優さんのイメージから離れられない。


というわけで、上野の西洋美術館にて来年2月21日まで。詳細はこちら。

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◎96年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろし、公式サイトは近日中にアーカイブ化予定。自分の主催公演や招聘はもうやりませんが、2026年も若干の雇われ案件があるので、そちらはゆっくりとやっていきます。

◎11月8日(日)に文学フリマに出店します!! もう3回目か…。ここでは毎回新しいお客さんに会えるので、嬉しいんですよね。よかったら、遊びに来てください。詳細はここ。私のブースはU-11です。


◎10月31日は大田区民プラザにてO'JIZOのコンサートを中心に、ケルト市やバグパイプなどケルト・ハロウィンフェスティバルのお手伝いをしました。ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。O'JIZOさんの新作「Wa」応援してねー! こちらはレコーディング風景。

◎ピーター・バラカンさんの音楽映画祭の応援団やってました! 上映されたドーナル・ラニーのドキュメンタリー『In Time』。自分の感想。出てきたアーティストの紹介は…Frank Harte / Zoe Conway / Méabh Ní Bheaglaioch / Seosamh Mac Grianna  /  Liam Bradley / Pauline Scanlon。また関連楽曲を集めたプレイリストを作りました。楽曲解説も書いたよ。そのピーターさん、音楽映画の本が発売になり、こちらに詳細を載せました。

◎よく聞かれるので、ここに載せておこう。最近観た中でベストな映画はこれ。ベストな本はこれです。

◎ノルウェーのフォルデ・フェスティバルに行ってきました。そのフォルデのレポートをONTOMO Webに載せていただきました。Tower Records MIKIKIにも。ありがとうございます。

◎アイルランドでメアリー・ブラックのラストコンサートを見てきました。レポートはこちら。セットリストをプレイリストにしました。

◎アイルランドでポール・ブレイディの3夜連続公演を見ました。レポートはこちら。最終日の様子はここ。セットリストをプレイリストにしました。

◎現在CDの販売は終了してますが、書籍はあいかわらず販売中。アイルランド名盤ガイド。楽曲への配信のリンク(Spotify)や、来日時のインタビュー、エッセイなど充実の内容。ポール・ブレイディ、メアリー・ブラック、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの3冊です。こちらへどうぞ。

◎神保町すずらん通りのパサージュにてケルト書房という棚を運営しております。ケルト関係の書籍や友人の書籍などを販売中。こちらへどうぞ。

◎最近、こんな応援記事を書きました。ぺッテリ・サリオラの来日記念盤@Intoxicate

◎ケルティッククリスマス2026、発表になりました。今年はアルタンとソーラスが来日。詳細は公式サイトへ。

◎あいかわらず無印良品BGMの仕事はしております。この4月27日より昨年録音にかかわったデンマーク編が配信スタートしております。良かったら、聴いてください。店頭ではすでにその2週間くらい前から流れているようですが、結構まだBGM29のスコットランドもたくさん流れますね(のざき調査による)。

 

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。昨年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中。


◎その日向さんは、91年の大ヒットドラマ『東京ラブ・ストーリー』のサントラを手掛けていたわけですが、そちらが35周年記念のリイシューされることになりました。詳細はこちら。 最新インタビューをotonanoにて連載中! さらに今まで配信されていなかった『アナザー・グラフィティ』『妹よ』『陽のあたる場所』『愛という名のもとに』『ええにょぼ』も3月25日より配信スタートしております。

◎また「Two Menuets」がこの5月25日よりGucciのキャンペーン「The Original Sinner」で使用されています。改めて聞くと良い曲!  Gucciのキャンペーンサイトはこちら。