上のお子さんの『私の毎日の詩集』は、お母様の三角詩集にも通じるシュールな世界、そして下のお子さんの『おさかなのはなし』は、ちょっと『スイミー』にも通じる世界観がたまりません。ブルーと黄色の絵の具で彩色されたデザインも素敵。
そして、メインはなんといっても藤井セイラさんの『NO WAR』。夏目漱石や正岡子規、林芙美子など、明治・大正・昭和の文豪による<いま読みたい「日本の輪郭」を浮かび上がらせる言葉たち>を、セイラさんが集めたものだそうです。
またフリマで直接お話したセイラさんによると、これ、かなり厚めの紙(160kgくらい?)に印刷しているので、このままデモのプラカードにもなりますよ、とのこと。
私ったら、ほんとこういう明治の文豪読んでない。ここに並んでいる作家さんたちのうち、読んだことがある作家はそれなりにあるものの、ここに載っている具体的な作品では『注文の多い料理店』『二十四の瞳』…くらいかな。それ以外は読んだことないのであった… ひどすぎる。
というわけで、セイラさんが選んだ数行の文章に惹かれて、ちゃんと一冊読んでみようかな、と思った作品もありました。割と直球の、代表作からではない作品から引かれているのもミソ。
たとえば夏目漱石は『三四郎』(これは有名か)、『坑夫』(タイトル初めて聞いた!)など。『こころ』は読んだことあるのだが… などなど。
一方、最後の壷井栄の『二十四の瞳』は涙なしには読めませんね。切ない…あれは子供ごころにも本当に響いたのでした。たしか英語も見たよな。
これって、もう手に入らないのかな。次の文学フリマでも、またセイラさんが販売するのかしら。今のところ通販などはやっていない様子ですが、先週のポリタスで通販を始めるかも、とかおっしゃっていたような。
ちなみにセイラさんのNoteは、こちらの生活と( )で読むことが出来ます。
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◎96年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろし、公式サイトは近日中にアーカイブ化予定。自分の主催公演や招聘はもうやりませんが、2026年も若干の雇われ案件があるので、そちらはゆっくりとやっていきます。
◎よく聞かれるので、ここに載せておこう。最近観た中でベストな映画はこれ。ベストな本はこれです。
◎ノルウェーのフォルデ・フェスティバルに行ってきました。レポートを書いています。初日は1つか公演を見ていません。2日目以降のリンクは2日目・3日目・4日目・5日目。そのフォルデのことを記事にしていただきました。ONTOMO Web
◎アイルランドでメアリー・ブラックのラストコンサートを見てきました。レポートはこちら。セットリストをプレイリストにしました。
◎アイルランドでポール・ブレイディの3夜連続公演を見ました。レポートはこちら。最終日の様子はここ。セットリストをプレイリストにしました。
◎ドーナル・ラニーのドキュメンタリー『In Time』。自分の感想。出てきたアーティストの紹介。Frank Harte / Zoe Conway / Méabh Ní Bheaglaioch / Seosamh Mac Grianna。また関連楽曲を集めたプレイリストを作りました。楽曲解説も書いたよ。
◎現在CDの販売は終了してますが、書籍はあいかわらず販売中。アイルランド名盤ガイド。楽曲への配信のリンク(Spotify)や、来日時のインタビュー、エッセイなど充実の内容。ポール・ブレイディ、メアリー・ブラック、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの3冊です。こちらへどうぞ。
◎神保町すずらん通りのパサージュにてケルト書房という棚を運営しております。ケルト関係の書籍や友人の書籍などを販売中。こちらへどうぞ。
◎最近、こんな応援記事を書きました。ぺッテリ・サリオラの来日記念盤@Intoxicate◎ケルティッククリスマス2026、発表になりました。今年はアルタンとソーラスが来日。詳細は公式サイトへ。
