北村紗衣さん『素面(しらふ)のダブリン市民』を読みました



とにかく楽しく読めました!! なんと83年生まれというから、私と20くらい違う北村さんによるダブリンの、ガイドブックというか、エッセイというか…そういう本。

なんとアルコールはダメな北村さんなのだが、お酒が大好きじゃないとやっていけないように一見みえる(笑)アイルランド滞在記。

私がダブリンに頻繁に通ってた時期とだいぶ違う時期に行ってたという。実際、私の目が見ているダブリンと全然違うなと思うことも多数。でもすごく楽しく読めた。

北村さんは、大学のサバティカルで、1年間ダブリンに住むことになったのだそう。そして本当にすっかり物価が高くなってしまったダブリンを体験することになる。

私なんてダブリン最初に行った時はユーロじゃなかったし(91年)、昔はなんでもかなり安かった。今や… 北村さんの言うとおり、すごく高い。

でも生活や空気やすべてにゆとりがあって、私にとっては今でも本当に大好きな町なのでした。

とはいえ、人気ドラマ「デリー・ガールズ」とか、私は全然見てないし、オペラについては何も知らない、「ゲーム・オブ・スローンズ」とかもまったく知らない。アップデートできてない還暦でございます。ははは…

と思う一方で、やはり今でも「アイ"ス"ランド」と混同されたり…。そうっか、今でもそうなのかとちょっとがっかりしつつも、「私の時と変わらないじゃん」と思ったり…。

私たちアイルランド関係者、一生懸命、35年くらい「アイ"ル"ランド」ってプロモーションしてきたのに?! まだそうなのか?…と(笑)

私も大好きな紅茶やクリスプスについては妙に詳しくいろんなメーカーを紹介してたり(笑・私は紅茶はバリーズ、クリスプスはテイトーが好きです)、急に「テッド牧師」(Father Ted)とか出てきたりして、ニヤリとさせられたり。

(ここを読んでくれている人はご存知だと思うけど、わたしはFather Tedは世界一詳しいと自負しているくらいのファンなのでした。こんなブログもやっていたり… そういやこのブログも今後どうするか考えないと…閉鎖しちゃうのももったいないしなぁ)

とにかくこの本、短くて、あっという間に読めちゃう。本当にダブリンやアイルランド本は数々出ていると思うけど、こちらもぜひチェックしてみてください。

◎96年からかかげてきたTHE MUSIC PLANTの看板は2025年12月にて下ろし、公式サイトは近日中にアーカイブ化予定。自分の主催公演や招聘はもうやりませんが、2026年も若干の雇われ案件があるので、そちらはゆっくりとやっていきます。

◎よく聞かれるので、ここに載せておこう。最近観た中でベストな映画はこれベストな本はこれです。

◎ノルウェーのフォルデ・フェスティバルに行ってきました。レポートを書いています。初日は1つか公演を見ていません。2日目以降のリンクは2日目3日目4日目5日目。そのフォルデのことを記事にしていただきました。ONTOMO Web

◎アイルランドでメアリー・ブラックのラストコンサートを見てきました。レポートはこちら。セットリストをプレイリストにしました。

◎アイルランドでポール・ブレイディの3夜連続公演を見ました。レポートはこちら。最終日の様子はここ。セットリストをプレイリストにしました。

◎ドーナル・ラニーのドキュメンタリー『In Time』。自分の感想。出てきたアーティストの紹介。Frank Harte / Zoe Conway / Méabh Ní Bheaglaioch / Seosamh Mac Grianna。また関連楽曲を集めたプレイリストを作りました。楽曲解説も書いたよ

◎現在CDの販売は終了してますが、書籍はあいかわらず販売中。アイルランド名盤ガイド。楽曲への配信のリンク(Spotify)や、来日時のインタビュー、エッセイなど充実の内容。ポール・ブレイディ、メアリー・ブラック、マーティン・ヘイズ&デニス・カヒルの3冊です。こちらへどうぞ。

◎神保町すずらん通りのパサージュにてケルト書房という棚を運営しております。ケルト関係の書籍や友人の書籍などを販売中。こちらへどうぞ。

◎最近、こんな応援記事を書きました。ぺッテリ・サリオラの来日記念盤@Intoxicate

◎ケルティッククリスマス2026、発表になりました。今年はアルタンとソーラスが来日。詳細は公式サイトへ。

◎あいかわらず無印良品BGMの仕事はしております。この4月27日より昨年録音にかかわったデンマーク編が配信スタートしております。良かったら、聴いてください。店頭ではすでにその2週間くらい前から流れているようですが、結構まだBGM29のスコットランドもたくさん流れますね(のざき調査による)。

 

◎パンデミック後くらいから作曲家:日向敏文さんのお手伝いしております。昨年の6月25日に新作「the Dark Night Rhapsodies」がリリースされました。こちらが特設ページ(Sony Music Labels)。アナログ盤と、ピアノ小品集の楽譜は日向さんのサイトで通販中


◎その日向さんは、91年の大ヒットドラマ『東京ラブ・ストーリー』のサントラを手掛けていたわけですが、そちらが35周年記念のリイシューされることになりました。詳細はこちら。 最新インタビューをotonanoにて連載中! さらに今まで配信されていなかった『アナザー・グラフィティ』『妹よ』『陽のあたる場所』『愛という名のもとに』『ええにょぼ』も3月25日より配信スタートしております

◎また「Two Menuets」がこの5月25日よりGucciのキャンペーン「The Original Sinner」で使用されています。改めて聞くと良い曲!  Gucciのキャンペーンサイトはこちら